紀ノ川農協は、和歌山県で農業をはじめたい方を全力で応援します
2018年に新規組合員を育成するため、新規就農者を育成する専門部会「紀ノ川農業協同組合トレーニングファーム部会「ふたば塾」」※が結成されました。
複数品目での複合経営のスタイル(単一品目での研修も可能)が、より実践的に学ぶことができます。
※紀ノ川農業協同組合トレーニングファーム部会「ふたば塾」については、こちら
農業をはじめたい方へ
農業は自然を相手に農産物を生産し、それを食べてくれる消費者に届ける「第一次産業」の1つです。
人間は食べないと生きていけません。
そんな人間の「いのち」を根底から支える大事な職業。
それが「農業」です。
農業は、天候に左右される仕事です。
思い通りにならないこともたくさんあります。
また農業は、地域と密接に関係しています。
1人で出来る仕事のように思えますが、1人では出来る事が限られています。地域での共同作業(水路の掃除、ため池の草刈り、農道の整備など)によって、できる部分もあります。
ぜひそのことも理解し、農業をはじめてください。
ただ農産物は、手をかければその分答えてくれます。
農作物は、雨の日も、暑い日も生長が進みます。
機械のようにはいかない。そこにこそ農業の面白さがあります。
農業は誰でも挑戦出来る職業ですが、その道は簡単ではありません。
農業をするために、以下のような準備が必要です。
- 農産物を栽培する土地 (農地)
- 農産物を栽培するための技術
- 出荷先や販売先
- 農業の経営知識
- 施設や機械等の先行投資および運転資金
- 地域での人脈や熟練農家とのつながり
研修について
紀ノ川農協では、農業したい方に3つのタイプで研修を行っています。
- 研修型(研修型の方は、新規就農者育成総合対策事業(就農準備資金)が申請可能)
- 雇用型(農家で雇用(新規就農者育成総合対策事業(雇用就農資金)等活用)されながら研修をします)
- フレキシブル研修型
(研修型と雇用型以外の方。例えばお仕事をしながら兼業で農業をしたいので仕事をしながら研修したい等)
新規就農者育成総合対策事業(就農準備資金)は、申請すれば必ず受給できるものではありません。
申請しても受給できない場合もあります。
場合によっては返還になる可能性もありますので、返還条件など必ず確認して下さい。
ふたば塾研修生 募集要項
農業を一生の仕事にしたいという強い思いがあり、地域農業の担い手になっていただける方を募集しています。
目的
私たち紀ノ川農協では、新規組合員を育成するために、トレーニングファーム事業を行い、農業協同組合の事業と運動をさらに発展させ、持続可能な社会への貢献と組合員の暮らしと営農を守り発展させることを目的としています。
応募条件
新規就農者育成総合対策事業(就農準備資金)の申請を希望される方
- 就農予定時に49歳以下の方。
- 農地を自分名義で持っていない方や、農業経営をされたことがない方等。
- 性別・学歴・職歴などの制限はありません。
新規就農者育成総合対策事業(雇用就農資金)を活用した雇用型での研修を希望される方
- 研修開始時点で49歳以下の方。
- 農業就業経験が原則5年以内で、研修修了後も就農を継続する強い意欲を有する者。
- 過去に農の雇用事業や雇用就農資金を活用したことがないこと。
- 過去に農業次世代人材投資事業(準備型を含む)や就農準備資金を受けて同様の研修を受けていないこと。
- 性別・学歴・職歴などの制限はありません。
上記事業を申請されない方
年齢不問・性別・学歴・職歴などの制限はありません。
最終的にいずれの研修タイプでも、独立・自営就農を目指していただきます。
定員
最大16名での募集です
(※就農準備資金の交付を受けられる方の定員)
費用
研修費用は、無料です。
研修期間中、傷害保険(特にこちらで指定はありませんが、農作業中の怪我などに対応できるもの)に加入していただき、その費用は研修生負担となります。
その他、研修生所有になるテキスト、参考書籍、小農具・消耗品については研修生負担です。
また研修前に必ず農業体験を受けていただきますが、その際も傷害保険に加入していただき、その費用については加入者負担となります。
雇用型での研修生については、保険は雇用先に準じます。
研修期間
原則2年以内
研修品目
- 果樹(柿、いちじく、キウイ、晩柑類、レモン、みかん、桃、スモモ、梅、ぶどう、ゆず)
- 野菜(きゅうり、トマト、ブロッコリー、カリフラワー、キャベツ、ケール、とうもろこし、玉ねぎ、人参、白菜、大根)
- 水稲
上記品目を組み合わせて、研修を行い複数品目での農業経営を目指す。
※単一品目での研修も可能
研修内容
就農に向けた栽培技術はもちろん、農業経営のことや地域での暮らし方など、生活に根差した形での研修を行います。
研修の流れ
申込みの際、履歴書の提出をお願いしています。
申込みされた方が全員研修を受けられるということではありません。
体験や面談を通じて、研修の可否について決定させていただきます。
紀ノ川農協独自支援制度
レンタルハウス・レンタルキウイ棚
初期投資の大きいハウス、キウイ棚について、建設したい場所に紀ノ川農協が建設し、レンタルでその施設をお貸しする制度。
農産物が収穫ができはじめたら、施設の使用料をお支払いいただきます。
※新規就農の方については、利用条件として、弊組合員のもと最低1年間研修を行っていただくことが条件となります。
就農相談
農業をはじめたいと思われたらまずはご相談下さい。
就農相談を随時行っています。
また、遠方の方についてはオンライン就農相談も行っています。
ふたば塾での研修を希望される方や新規就農を希望される方は、下記のお問い合わせフォームからお問い合わせいただくか、相談窓口までお問い合わせ下さい。
就農相談お問い合わせフォーム
このページに掲載している内容についてのお問い合わせ窓口
「就農相談」「ふたば塾での研修について」「レンタルハウス、レンタルキウイ棚 制度」
紀ノ川農業協同組合
総務部 組合員活動支援課 組合員係
味村 妃紗
☎:0736-75-5036
✉:h-mimura@kinokawa.or.jp