今週のトマト・バックナンバー

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今週のトマト

2023年6月2日

 5月20日に発生した台風2号の影響で線状降水帯が発生し、和歌山北部・奈良南部で平均降水量330ミリの記録的大雨が産地を襲いました。それによって、奈良県のトマトを中心に約13000株のトマトが被害を受け、急な量目変更や出荷停止など、産地と農協、生協の双方に多大な影響を及ぼしました。

※写真は、巽さん(奈良のトマト生産者)の圃場です。ハウス隣の河川が氾濫しており、8~9割のトマトが被害を受けました。またトマトだけでなく、ホースやコンテナ、燃料タンクなどの農業資材が流されるなどの被害もありました。

2023年6月30日

 今年もパルコープさんの一株トマト研修が9日、23日、30日の3回にわたって行われました。例年では園地にて収穫体験を行うのですが、今年度は実際に巽さんの圃場へ見学に訪れ、被害の様子を目の当たりにしました。
 今回の研修を経て、急な量目変更や一株トマトがお届けできていない今、一株トマトの産地では何が起こっているのかを理解し、組合員さんにお伝えいただけたらと思います。

2023年4月11日

児玉さんのハウスでは既に3段目まで実がついており、翌日には初玉が赤く色づき始めました!!
トマトは色がつき始めると赤くなるペースが急激に早くなり、ここから1週間後くらいで本格的に収穫が始まる予定です!
※児玉さんは一株トマトの生産者の中でも、定植が1番早く、生育状況が早いです。

2023年5月23日

g 初玉の色づきから二段目、三段目と次々に色づき、無事、4月下旬から収穫がスタートしました。園地によって小ぶり傾向だったりしますが、味は例年通りバツグンの味わいです!!

2023年3月23日

トマトの実を大きく高品質に育てるには、やはり”受粉”が不可欠です。2~3月の寒い時期は「トーン」というホルモン剤を花にかけて実を大きくしていましたが、暖かくなってくると、とある小さな助っ人に任せます。それが「マルハナバチ」です。マルハナバチは、花の先端部分(めしべ)に噛みつき身体を震わせる事で花粉を採取します。その時に、めしべの部分にバイトマーク(画像2枚目)と呼ばれる茶褐色の痕ができ、マルハナバチが訪花した良い目印になります。トマト栽培ではこういうふうに虫をも味方にして栽培するんですよ。

2023年2月6日

動画リンク:https://www.instagram.com/p/CqWukD0N2SI/

一株トマトのシーズンがスタートしました。生産者の児玉さんから今のトマトの様子が届いています。苗はまだ15cmほどですが、ここから畝を覆いつくすほど大きくなります。収穫しやすいように、道側にトマトができるよう1本ずつ植える向きを決めてから定植していきます。

2023年2月28日

動画リンク:https://www.instagram.com/p/CqZakrhtpvj/

定植から約3週間が経ちました。トマトも1段目の実がつき始めた頃で順調に育っています。

育ってくるとトマトの木は自力で上に伸びることができなくなってくるので、枝を支柱などに巻き付ける作業(吊り下げ作業)が必要になってきます。
吊り下げ作業と同時に、邪魔なわき目も取りながら行っていきます。